DIY

ロケットストーブを作る(1)

竹やぶ整理を開始する前から考え悩んでいた事が伐採した竹の処分方法です。

  1. 捨てるのではなく有効利用する
  2. コストを抑える
  3. 近隣の苦情が出ない様にする

上記の観点で先ず考えたのが調理用の燃料として少しずつ焼却する事です。

調査

「畑でゴミを燃やしていたら消防車が来て指導を受けた」などの話を聞いたことがあるので、先ずは野焼き(野外焼却)についての法的な位置づけを確認します。調査の結果、廃棄物処理法の改正により平成13年4月1日から廃棄物の焼却は原則禁止になっている事が分かりました。しかし、こちらの法律は多くの例外が定められており、その中に「たき火その他日常生活を営む上で通常行われる廃棄物の焼却であって軽微なもの」があり、これには風呂沸かしや調理などが該当するとあります。

調理の為の焼却なら法的には問題ない事が分かったので、次に安全かつ煙があまり出ない焼却システムを探します。ネット検索で興味を惹かれたのが「ロケットストーブ」です。このロケットストーブですが、水平方向と上下方向に伸びたL字型の筒という単純な構造をしています。簡単に原理を説明すると、上下方向に伸びた筒により上昇気流が発生して(煙突効果)、燃焼中は絶えず焚き口に外気が吸い込まれていきます。その空気の流れで燃焼が促進され、さらに高温となった煙突内で二次燃焼を起こし煙の発生を抑えるというものです。良く燃えて、煙もあまり出ない。これぞ求めていたものなので、早速作ってみます。

製作

様々な材質で作られたロケットストーブが紹介されていますが、私は堅牢性を重視して耐火レンガで作る事に決めました。

先ずは、ロケットストーブを設置する場所を抜根して綺麗に整地します。ここの土地は至る所に竹の根や地下茎が蔓延っているので、2.5kgのツルハシを使用して地面を掘り返していきます。今回のロケットストーブ作りにおいて、この整地作業が一番時間・労力がかかる作業でした。

抜根の次は掘り返した地面を転圧していきます。今回は根っこ付きの竹で突き固めた後に飛んだり跳ねたりして締固めただけですが、時間があるなら散水するか雨を待つなどして水締めすると更に良く締固めれる事が出来ます(建築物ではなく、分解して作り直せれるロケットストーブなので少し手を抜いています)。

締固めが出来たら基礎部分となる重量ブロックを敷いていきますが、この時は水平器を使って縦横の水平を確認しながら行います。

ここまできたら後は耐火レンガをロケットストーブの形に積んでいくだけです。将来的に配置換えや用途変更をする可能性が高いので、レンガはつなぎ合わせずに積み重ねるだけとします。取り敢えずは燃焼部分を4段にして、熱上昇部分を6段で仮組みしましたが、熱上昇部分のについては燃料の種類によって最適な段数が異なるので、実際に使用してみて最終調整をしようと思います。レンガを積む作業は設計が決まっていれば、30分もかからないぐらいの簡単な作業でした。仕上げにロケットストーブ内の底に金属製の網を入れて空気の流れを良くして完成です。

新品の耐火レンガ使って作った未使用のロケットストーブ。綺麗の一言。

まとめ

今回の作業においては、ロケットストーブ作りと直接関係のない整地作業が骨の折れる作業でしたが、ロケットストーブ作り自体は比較的容易でした。その割には耐火レンガで出来ている事によって重厚感があり、ちゃんとした物作りをした気分にさせてくれる出来栄えとなりました。

今回のロケットストーブ作製に使った費用は計17,652円で、使用した材料は以下の通りとなります。

  • 耐火レンガ SK-32 – 52枚
  • コンクリート平板 30cm x 60cm – 2枚
  • コンクリート平板 30cm x 30cm – 2枚

さてこれで竹焼却を兼ねた屋外コンロの完成です。竹をゴミとして出せばお金を取られますが、これなら資源の有効利用が出来て逆に光熱費を浮かせる事が出来ます。早くフル稼働させて敷地内に所狭しと積まれた竹を片付けていきたいです。

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