農業

水路作り(2)

物事の二面性を考える。

溝を掘った事により畑に流入する水が滞留する事無く排水されるようになり、水はけの悪さが改善されました。

しかし、水も貴重な資源です。特に水道が通っていない私の畑で水を使うには少し離れた場所まで水を汲みに行く必要があります。

パーマカルチャーの創始者であるビル・モリソン曰く、

すべての資源は、それをどう利用するかによって、有利なものにも不利なものにもなる。(中略)不利なものを「問題」とみなし、その「問題を片付ける」ために大量のエネルギー消費をともなう対策をとることもできるが、すべてを有望な資源と考えることもできる。どうしたらそれをうまく利用できるかを考えだすのはわれわれの仕事である。

パーマカルチャー ~農的暮らしの永久デザイン~

貯水機能

ビル・モリソンに倣って、これまで問題であった「水」を大切な資源として利用できるように、水路を改造して貯水機能をもたせます。

必要な材料は塩ビパイプとエルボ(継手)だけ。固形物が詰まりにくく、手入れをしやすくする為に、外径150mmの太めのサイズを選びました。

作業手順は以下の通り至って簡単です。

  1. 塩ビパイプを必要な長さに切断
  2. エルボを装着
  3. 水路に設置して土をかぶせる

このエルボは手で捻れば角度が変わり水位を調節する事が出来ます。また、台風の時などはエルボを取り外す事も出来るので決壊の恐れもありません。

雨上がりに見ると期待通り水面がエルボの位置まで上がっていました。
塩ビパイプは橋の役割もしています。

保水機能

貯水機能を持った水路ですが、土手に植物を植える事により、その植物の根を通して水が徐々に地面に吸収され、さらに保水機能を持たせる事が出来ます。この際に植える植物は、根が地中深く伸びるマメ科の植物が良いと言われています。私は土手作りの際に取り敢えず雑草を置いて同じ効果を狙いました。

草が生い茂ったスウェイルでは水がゆっくりと吸収されます。

まとめ

水路を作る事により貯水・保水・排水の機能を得ました。これまでは流入してくる水が問題となっていましたが、只、水を排水するだけでなく大切な資源として利用出来る様になりました。パーマカルチャーでは、最初のシステム作りに労力をかけて、後は人の関与を減らして自然に循環してくれるのを良しとします。これで幾分かは水やりの手間が省けていれば狙い通りです。

おまけ:冬眠から覚めたカエル

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