農業

販路開拓(3)~マルシェ~

ありきたりの野菜が売れて、こだわった野菜が売れないというスーパーやJA直売所での販売状況を見て、直接販売の比率を上げる必要性を感じていたところ、とあるご縁からマルシェ出店のお誘いを受けました。

開催場所は車で15分もかからない所で、ほとんど同じ地域と言えますが、マルシェというイベント的要素を持った場所で直接販売をすれば、スーパーとは違ったお客さんの反応が見れるかもしれないと思い、出店を決めました。

準備

先ずはマルシェ当日の販売戦略を練ります。

野菜販売はどうしても単価が安くなるので、野菜セットとして単価を上げて、煩雑さの解消を狙います。

手が出しやすい金額で、お金の受け渡しもシンプルにしたいので価格設定は1セット500円にしました。これならほとんどの人が500円ちょうどか1000円で払ってくれるので受け渡しも手っ取り早いです。中途半端な金額だと小銭の準備も手間がかかりますしね。

さて、ここからセット内容を考えるのですが、絶対誰がどう考えてもお得だろうと思うようなセットにして完売を目指します。

一品100円ぐらいになるようにして5品目の野菜を入れる。考えついたセット内容は以下の通りです。

  • 黒田五寸にんじん
  • アンデスレッド(じゃがいも)
  • ズッキーニ
  • ホワイト六片にんにく
  • 黄インゲン or ビエトラ

ここからさらにサービスで自家焙煎した六条大麦茶を入れてセットの完了。

そして、セットとは別に黒にんにくの販売もする事に決めました。出店料が固定で1,000円なので、加工品で売上げを増やし、出店料にかかる割合を減らす努力をしました。

販売戦略を練る以外にも、ウッドフェンスを作ったときの端材を使って陳列箱や看板を作ったり、テントやテーブルを準備したりと、初めてのマルシェ出店なので数日かけて準備をしました。

マルシェ当日

葉物野菜は当日に収穫した朝採れ野菜として販売したかったので朝5時から収穫して包装し、最後の準備を終わらせます。

朝7時半に会場入りして、販売ブースの準備をしオープンを開始を待ちます。

朝8時半。開始早々に人気のパン屋さんには列が出来てます。こっちのブースにもお客さんが流れてきて少しずつですが継続的に商品が売れていきます。アンデスレッドや黄インゲンはスーパーでは見向きもされなかったのですが、マルシェでは興味を持って貰えて、別の野菜の出店者も次は自分達もこれを作ろうと言う程の人気ぶりでした。知人も数人来てくれて、11時に無事完売する事が出来ました。

開催時間があと1時間あったので、もっと野菜を持ってきていたらもっと売れていたのにと思いましたが、初めてにしては上出来だったと思います。12時に撤収して、帰りがけに近くのラーメンを食べて帰宅しました。

その後

売れる場所に持って行けばちゃんと売れるという事が分かった、初めてのマルシェ出店が無事に終わりました。

そしてマルシェ出店で得たものは一日の売り上げだけでなく、マルシェで購入してくれたお客さんから、その後直接注文が入るようになりました。なかには、週一のペースで野菜を購入してくれるお客さんもいて、期待していた宣伝効果もあったようです。

しかし、今までは毎日少しずつ収穫して販売していたのですが、今回みたいに一日でたくさんの野菜を準備するとなると、今よりもかなり沢山の野菜を作らないといけない事が分かりました。そして、野菜の種類も増やしてセット野菜をもっと充実させたいですね。

まぁ、今回は初めてながらいい手応えがあったので、これからも積極的にイベントに参加して自分達の活動を周知していこうと思います。