農業

耕作放棄地を開墾する

眠っている資源を利用する

田舎には使われずに眠っている資源が豊富にあります。

先ず第一に土地。車で通るだけで人の背丈を超える雑草が生い茂る耕作放棄地が点在しているのが見える田舎は多いと思います。そして、年数回は草刈りをして手入れをしている風な、少し目立ちにくい耕作放棄地もあります。こういった土地は、買い手がいないので売るにも売れず、放っても置けないので手間だけかかる土地として、潜在的な生産力を活かせないまま眠っている資源です。

次に道具。耕作放棄地あるところに眠っている農機具あり。また、現役で農業をされている農家さんの所にも旧型の使われていない農機具が眠っている事も多々あり、これらも日の目を見る機会を窺っている資源だと思います。

最後に人。田舎暮らしについては田舎の人に聞くべし。田舎暮らしに必要な知識を持っているが、その知識を頭の中に閉じ込めたまま隠居暮らしをしている年配の方はたくさんいます。そして、結構な率で向こうから気にかけてくれてアドバイスをしてきてくれる事が多いです。もちろん、知識の量は人それぞれなので、相手の知識を見抜く目は必要ですが、どこの部落にも良きメンターとなってくれる人はいるのではないでしょうか。

さて、以上の事で何が言いたいのかというと、自らの労働力を提供する気さえあれば、土地・道具・指導の無償提供を受けれる可能性を秘めているのが現在の田舎だという事です。本来、生産物を作るには土地代と資本(機械を購入する等の先行投資)が必要ですが、それらを省略出来るというのは、農業に限らず、歴史的に見ても珍しい現象が起こっているのではないかと思っています。敵対国との国境付近や領土を主張する為に極地に移住する場合は上記の様な補助を国が行う場合があると聞きますが、、、日本の田舎暮らしはそのレベルなのでしょうか?

開墾

その見る所直ちにこれを語り、その語る所直ちにこれを行わんとす

それでは実際に耕作放棄地の開墾を行っていきたいと思います。今回借りた土地は100坪程の耕作放棄地で、カフェ建設予定地から歩いて2分ぐらいの場所にあり地理的に便利なので目を付けていた土地となります。この土地は現在稲作をしている田んぼと同じ所有者で、田んぼの話を持ち掛けられた際にこの耕作放棄地も貸してもらう様に頼んでいました。田んぼを貸してもらう交換条件として更に別の土地を貸してもらうというのは、変わった理屈の様に思えますが、これが田舎の現実であり、貸す側も草刈りの手間が省けるので逆に喜んでくれます。

生い茂った雑草は刈払い機で刈っていき、数日乾かした後に野焼きします。雑草が片付いたらトラクターを使って耕耘していきますが、晴天続きで土が乾いている時の方が耕し易いと思います。因みに8月は雨という雨が降ったのは1度だけで、場所によっては雑草が枯れ始めている様な干ばつ具合です。

セイタカアワダチソウの根が残っているのでトラクターでの耕耘は深さを変えて2段階で行いました。いきなり深く耕そうとすると根に引っ掛かってトラクターが浮き上がりそうになるので、状況を見ながら深さを設定します。

耕した後は鋤簾(じょれん)という道具を使って、人力で畝づくりをしていきます。こちらの作業は労力が掛かりますが、土が乾いてサラサラの内に終わらせたかったので一気に仕上げます。

ここの畑は黒マルチを使用してニンニクや玉ねぎの栽培をしようと思っているので、メジャーを使ってキッチリとした畝を作りました。出来た畝は全部で7つ、まだまだ暑く汗まみれになりながらの作業となりました。

  • 1.5m(幅)x10m(長さ)-3畝
  • 1m(幅)x10m(長さ)-4畝

これで9月-11月に作付けする畝の準備が出来ました。

ここは元々田んぼであった土地なので、今後は排水性を高めて水はけを良くしていく必要があります(田んぼは水が溜まるように作られています)。なので、次の課題としては大雨が降った時に水が溜まりやすい場所を確認して、それに合わせて排水性を高める工事をしていきたいと思います。

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